島根観光おすすめスポット20選【2026年版】出雲大社・松江城から穴場まで

島根
島根旅行で行くべき観光スポット20選を厳選紹介。出雲大社・稲佐の浜・日御碕などのパワースポットから、松江城・宍道湖夕日・玉造温泉の風情、石見銀山・温泉津温泉など穴場まで完全ガイド。
島根ってどんなところ?
「縁結びの神様」と「神話の国」。島根を象徴するこの2つのキーワードは、この土地の本質を言い当てています。
出雲大社は全国の神様が毎年10月(旧暦)に集まって縁を結ぶとされる日本最古の神社のひとつで、その存在感は他の神社とは比べ物になりません。古事記の舞台となった稲佐の浜、日本の神話が生きている場所として、出雲に来るだけで特別な体験ができます。
宍道湖に沈む夕日を眺める松江の風景、世界遺産の石見銀山の静寂、温泉津の湯治場の雰囲気。そして足立美術館の日本庭園と牧谿の絵画のような由志園。
島根は「神様が集まる国」に相応しい、どこか神聖で落ち着いた空気が流れています。
島根観光、どうエリアを回る?
島根県は東西に細長く延びていて、大きく3つのエリアに分かれます。
- 出雲エリア(東部):出雲大社・稲佐の浜・日御碕・島根ワイナリー
- 松江エリア(中部):松江城・堀川遊覧船・宍道湖・玉造温泉
- 石見エリア(西部):石見銀山・温泉津温泉・津和野
- 穴場エリア:足立美術館・由志園・隠岐の島・奥出雲
大阪・岡山方面からは山陰自動車道でアクセス可能。広島方面からは高速バス「石見銀山エクスプレス」も便利です。
出雲エリア
日本神話の舞台であり、縁結びのパワースポットが集中するエリアです。
ルートA:出雲神話・縁結りコース ⛩️(パワースポット・歴史好きに)
出雲大社 → 稲佐の浜 → 島根ワイナリー → 日御碕神社 → 日御碕灯台
出雲大社
正式な読み方は「いづもおおやしろ」で、縁結びの神・大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀る日本最古の神社のひとつ。「神在月(かみありづき)」と呼ばれる旧暦10月には全国の神々が集まって縁結びを議する、という神話的な信仰が現在も息づいています。
高さ24mの大鳥居と、出雲独特の参拝方法「二礼四拍手一礼」は、他の神社とは一線を画す特別な空気を作り出しています。本殿の奥に鎮座する神楽殿には、長さ13m・重さ5.2tの日本最大の注連縄が掛かり、その迫力は圧倒的です。
- 所要時間: 約1.5〜2時間 / 料金: 無料(宝物殿は300円)
- 参拝方法: 二礼四拍手一礼(他の神社の二礼二拍手一礼とは異なる)
- ベスト時間帯: 早朝の開門直後が静かで参拝しやすい
稲佐の浜
出雲大社から徒歩15分ほどの日本海に面した浜辺で、日本神話「国譲り神話」の舞台とされる場所。砂浜のほぼ中央に「弁天岩」と呼ばれる岩礁がそびえ、そこに豊玉毘古命を祀る小さな祠が建っています。
10月の「神在月」に全国の神々が上陸する場所とされており、神事の際は一帯が厳かな空気に包まれます。夕日の名所としても有名で、沈む太陽と岩礁のシルエットが重なる景色はSNSで多数シェアされています。
- 所要時間: 約30分 / 料金: 無料
- フォトスポット: 日没15〜30分前の「マジックアワー」がベスト
島根ワイナリー
出雲大社の近くに位置する無料で見学・試飲ができるワイナリー。島根県産ぶどうを使ったワインの製造工程を見学した後、無料で試飲ができるため観光客に人気です。
島根ワインのほか、出雲の地酒・地ビールも購入できます。敷地内にはバーベキューガーデンもあり、ランチを兼ねた立ち寄りができます。
- 所要時間: 約1時間 / 料金: 見学・試飲ともに無料
- 🍽️ 出雲大社周辺を食べログで見る
日御碕神社
出雲大社から車で15分ほどの海岸に立つ、朱色と白のコントラストが鮮やかな神社。「日本の夜を守る神社」として知られ、日の沈む西方を向いて建てられています。
重要文化財に指定された本殿と拝殿は、日光東照宮を手がけた同じ職人が建てたとも伝わり、細部の彫刻に見応えがあります。神社に隣接する日御碕の海岸線は断崖絶壁と日本海が織りなす絶景で、磯の香りとともに神聖な空気を感じられます。
- 所要時間: 約45分 / 料金: 無料
日御碕灯台
1903年に建設された石造りの白い灯台で、山陰随一の高さを誇ります。日本の灯台50選にも選ばれており、灯台内部に登ると日本海の断崖絶壁と広大な海原を見渡す絶景が広がります。
快晴の日は隠岐の島まで見渡せることもあります。断崖と波の音と風の中で感じる孤独感と雄大さが、この灯台の最大の魅力です。
- 所要時間: 約30分 / 登塔料: 大人300円
松江エリア
日本で唯一、天守が現存する国宝の城と「水の都」の風情が魅力のエリアです。
ルートB:松江・水の都コース 🏯(歴史・絶景・温泉好きに)
松江城 → 堀川遊覧船 → 宍道湖夕日スポット → 八重垣神社 → 玉造温泉
松江城
2015年に国宝に指定されたばかりの現存天守で、日本に12ある現存天守の中で2番目に大きい規模を誇ります。
慶長12年(1607年)から5年をかけて築かれた松江城は、宍道湖を北に望む亀田山の上に建ち、城下を巡るお堀と水路が「水の都・松江」の風景を作り出しています。天守内部は5重6階建ての構造が今もそのまま保存されており、最上階からは松江市街・宍道湖・中海を一望できます。
- 所要時間: 約1〜1.5時間(松江城山公園含む)
- 料金: 大人680円
- 桜の名所: 4月には城山公園の桜が見事
堀川遊覧船
松江城のお堀を巡る小型船での遊覧。城下町の水路を約50分かけてゆっくり巡り、低い橋の下を屋根を折り畳んで通り抜ける体験が観光客に人気です。
船頭さんが松江の歴史や文化を話しながら水路を案内してくれます。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬はこたつ舟と四季によって楽しみ方が変わります。特に冬季限定のこたつ舟は、温かいお茶を飲みながら雪景色を楽しむ贅沢な体験です。
- 所要時間: 約50分(一周) / 料金: 大人1,500円
- 冬季のこたつ舟: 大人1,800円(12〜3月頃)
宍道湖夕日スポット
島根県と鳥取県にまたがる日本有数の汽水湖・宍道湖に沈む夕日は、全国的にも名高い絶景です。特に「夕日スポット(宍道湖湖畔)」から見る、橙色に染まる湖面と遠くに連なる山のシルエットは日本の夕景ベスト10に選ばれたことがあります。
夕日の時間帯には多くの人が湖畔に集まり、思い思いに日没を見守ります。宍道湖しんじ湖温泉の旅館に泊まれば、部屋の窓から宍道湖の夕日を見られる贅沢が叶います。
- ベスト時期: 10〜11月の晴れた日の日没前後30分
- フォトスポット: 袖師地蔵のある湖岸、嫁が島が見える場所
八重垣神社
スサノオノミコトと稲田姫を祀る縁結びの神社で、特に「鏡の池」での縁占いが女性旅行者の間で話題です。
和紙に書かれた占い用紙を池に浮かべ、紙が沈む時間と浮いた位置で縁のあるなしや、縁が結ばれる時期を占います。紙が早く沈むほど縁が近く、近くで沈むと身近な人と縁が結ばれるという言い伝え。出雲大社と合わせてめぐる縁結びコースとして欠かせない神社です。
- 所要時間: 約30〜45分 / 料金: 無料(占い用紙100円)
玉造温泉
「美肌の湯」として名高い温泉地で、化粧品にも使われるほど美容効果が高いとされる泉質が特徴。女性旅行者から絶大な支持を受けており、出雲大社観光の宿泊拠点としても人気があります。
古事記や出雲国風土記にも記された日本最古の温泉のひとつで、1,300年以上の歴史を持ちます。玉造川沿いの旅館街を浴衣で散策し、足湯に浸かりながらの散策が楽しい。無料の足湯スポットが複数あります。
- 日帰り入浴: 各旅館で受け付けあり(500〜1,500円)
- 🍽️ 玉造温泉周辺のグルメを食べログで見る
石見エリア
世界遺産の銀山と、中世から続く湯治場の文化が息づく島根西部エリアです。
ルートC:石見銀山・温泉津コース 🏛️(歴史・文化・秘湯好きに)
石見銀山 → 温泉津温泉 → 仁摩サンドミュージアム → 浜田海洋館AQUAS → 津和野
石見銀山
2007年にユネスコ世界遺産に登録された銀山跡地で、中世から近世にかけて世界最大級の銀の産出量を誇った鉱山です。
最盛期には銀山から生産される銀が世界の銀産出量の3分の1を占めたといわれ、その富が戦国時代の政治・経済に多大な影響を与えました。世界遺産のエリアは「代官所跡・大森の町並み」と「銀山ゾーン(坑道)」に分かれ、江戸時代の町並みが残る大森地区の散策と龍源寺間歩(坑道)の見学が主なコースです。
- 所要時間: 約3〜4時間(大森地区+坑道見学)
- 龍源寺間歩入坑料: 大人500円
- アクセス: JR大田市駅からバスで約20分。自転車レンタルが便利
温泉津温泉
石見銀山から車で20分ほどの日本海沿いに湧く温泉地で、江戸時代から銀山で働く人々の湯治場として栄えてきました。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された石畳の路地と古い旅館が残り、「昭和30年代で時間が止まっている」とも形容されるレトロな雰囲気が最大の魅力。
泉源から引き湯の「薬師湯」は源泉100%の加水なしの湯で、成分の濃さと肌ざわりの良さは折り紙付き。泉質は塩化物泉で茶褐色の濁り湯。
- 薬師湯の入浴料: 大人500円(源泉100%の濃い湯)
- 🍽️ 温泉津周辺を食べログで見る
仁摩サンドミュージアム
世界最大の砂時計「夢千年砂時計」を展示する、砂をテーマにした体験型ミュージアム。1年計(365日で砂が落ちる)の砂時計は高さ5.2mで、1年ごとに逆転されます。毎年1月1日の「砂時計の逆転式」は地域の一大イベント。
仁摩海岸の鳴り砂の展示や、砂に関するユニークな体験展示も充実しています。砂時計を手作りする体験プログラムもあります。
- 所要時間: 約1時間 / 料金: 大人720円
浜田海洋館AQUAS
山陰最大級の水族館で、シロイルカのバブルリングが最大の見どころ。透明な球体の泡をリング状に吐き出すシロイルカの技は国内でも珍しく、多くの旅行者が目当てにしています。
地元・浜田沖で獲れた日本海の魚介類の展示も充実しており、子連れ家族から大人まで楽しめる施設です。日本海の荒波を再現した大水槽は迫力があります。
- 所要時間: 約2時間 / 料金: 大人1,400円
津和野
「山陰の小京都」と呼ばれる、島根西部の山間にある小さな城下町。掘割(堀)の鯉、白壁の商家建築、鷺舞の神事で知られる太鼓谷稲成神社など、日本の原風景が凝縮されています。
掘割に泳ぐ無数の錦鯉は餌付けでき、子ども連れにも人気。西周(哲学者)や森鷗外の生誕地としても知られ、文学・歴史のファンにも見どころが多い。
- 所要時間: 約2〜3時間 / 料金: 無料(各施設は別途)
- 🍽️ 津和野のお店を食べログで見る
穴場・こだわりスポット
島根をより深く知るための、個性的な穴場スポットを紹介します。
足立美術館
安来市に位置する、日本庭園ランキングで20年以上連続で日本一(米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」選出)に輝く美術館。
横山大観などの近代日本画の充実したコレクションと、借景の山々を活かした枯山水・池泉庭園・苔庭のすばらしさは言葉を失うほど。「生きた日本画」と形容される庭園は、どの季節に訪れても完璧な美しさを保っています。
- 所要時間: 約2〜3時間 / 料金: 大人2,300円
- アクセス: JR安来駅から無料シャトルバス(約20分)
由志園
島根県松江市(大根島)に広がる池泉回遊式の日本庭園。牡丹の名所として有名で、春(4月下旬〜5月上旬)と秋(11月)には庭園一面に牡丹の花が咲き誇ります。
池に浮かぶ島を眺めながらの庭園散策は、宍道湖に通じる水郷の自然と調和した美しさが魅力。冬のキンセンカが一面に敷き詰められた演出も見事です。
- 所要時間: 約1時間 / 料金: 大人1,000円前後(季節により変動)
隠岐の島
島根県本土から約60kmの日本海に浮かぶ離島群。島後と島前(知夫里島・中ノ島・西ノ島)から成り、世界ジオパークにも認定されています。
断崖絶壁の「摩天崖(まてんがい)」は高さ257mで、岸壁の上に牧草地が広がる独特の景観を形成。後醍醐天皇や源頼朝が流された流刑の島という歴史も持ちます。本土の便利な観光地とは全く異なる「離れ感」と自然の迫力が、リピーターを生んでいます。
- アクセス: 松江または七類港からフェリー(島後まで約3〜4時間)
- おすすめ滞在: 1泊2日以上。日帰りは難しい
奥出雲おろちループ
仁多郡奥出雲町を走る国道314号線の二重ループ橋で、高低差約105mを二重のループで高度を稼ぐ珍しい道路構造。上の橋から下のループを見下ろす景観は壮観で、ドライブルートとして人気です。
周辺は鉄の里・奥出雲として知られ、たたら製鉄の歴史を持つ地域。仁多米・奥出雲和牛・奥出雲そばなど食の魅力も高いエリアです。
- 所要時間: ドライブで通過するだけなら30分程度
- 観光スポット: たたらば壱番地(奥出雲の食と文化の複合施設)
三瓶山
大田市にある標高1,126mの火山で、三瓶山を中心にカルデラ地形が残る国立公園内の山。西の原の草原と三瓶山の稜線が作る景観は、中国地方随一の雄大さです。
ロープウェイで山頂近くまで上がれるほか、トレッキングコースも整備されています。三瓶温泉では日帰り入浴もでき、三瓶バーガーや三瓶そばなど地元グルメも充実しています。
- 所要時間: ロープウェイ+散策で約2時間
- ロープウェイ料金: 大人往復1,200円
予算目安
| 項目 | 予算 |
|---|---|
| 宿泊(1泊) | 8,000〜25,000円 |
| 食事(2日分) | 4,000〜12,000円 |
| 拝観料・入場料 | 約2,000〜4,000円 |
| 交通費(レンタカー推奨) | 5,000〜12,000円 |
| お土産 | 2,000〜5,000円 |
| 合計 | 約21,000〜58,000円 |
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よくある質問
出雲大社はいつ参拝するのがいいですか?
年間を通じていつでも参拝できますが、旧暦10月(新暦の11月頃)の「神在月」は特別な時期です。この期間に全国の神様が出雲に集まるとされ、様々な神事が行われます。早朝の参拝が空いていて、厳かな雰囲気を感じやすいです。
石見銀山の観光に車は必要ですか?
JR大田市駅から路線バスで石見銀山(大森地区)まで行けます。大森地区内は電動アシスト自転車レンタルが便利で、坑道(龍源寺間歩)まで約2kmを快適に移動できます。石見銀山〜温泉津温泉間は車がないと難しいため、レンタカーがあるとエリアを回りやすくなります。
玉造温泉は日帰りでも楽しめますか?
日帰り入浴を受け付けている旅館が複数あります。温泉街の散策・無料足湯・土産物屋を組み合わせると半日は楽しめます。松江城からのアクセスが良好なため、松江観光とセットにするのがおすすめです。
島根旅行は何泊が理想ですか?
出雲大社と松江だけなら1泊2日で回れます。石見銀山・温泉津まで加えると2泊3日必要です。津和野まで含めるなら3泊4日あると余裕をもって観光できます。エリアが広いため、訪れたいスポットを絞って効率よく回るのがポイントです。
出雲の名物グルメは何ですか?
出雲そば(釜揚げまたは割子そば)が最も有名で、三段重ねの割子そばは出雲の定番料理。宍道湖のヤマトシジミ(シジミ汁・シジミ飯)、のどぐろの煮付け・塩焼き、松江和菓子(若草・山川)なども外せません。
まとめ:島根は「神話が生きている」唯一の地
出雲大社での参拝、稲佐の浜で日没を眺める体験、石見銀山の静かな坑道、足立美術館の完璧な庭園。これほど多様なレベルで人を感動させる観光資源を持つ県は全国でも稀です。
「縁結び」という言葉が象徴するように、島根に来ると何かと「縁がある」と感じる体験が待っています。