鳥取観光おすすめスポット20選【2026年版】砂丘・大山から穴場まで

鳥取
鳥取旅行で行くべき観光スポット20選を厳選紹介。鳥取砂丘・砂の美術館などの絶景から、水木しげるロード・大山・境港の見どころ、倉吉白壁土蔵群・三朝温泉など穴場まで完全ガイド。
鳥取ってどんなところ?
「鳥取砂丘」という日本唯一の大砂丘を持ち、「水木しげるロード」という妖怪文化の聖地を抱え、西日本最高峰の大山という名峰がそびえる。人口最少の県でありながら、これほどインパクトのある観光資源を持つ県は珍しい。
砂丘の砂の色が時間帯によって変わる様子、大山の雄大な稜線、境港の水産物の新鮮さ、三徳山三仏寺投入堂の垂直に切り立った崖に張り付くお堂。どれもスケール感と迫力が別格で、「一度見たら忘れられない」景色が揃っています。
ゲゲゲの鬼太郎生みの親・水木しげるの故郷として知られる境港市は、妖怪の街として独自のカルチャーを築いており、コナン空港(鳥取砂丘コナン空港)は探偵コナン作者の地元らしい遊び心が随所に光ります。
鳥取観光、どうエリアを回る?
鳥取県は東部・中部・西部の3つのエリアに分かれています。
- 鳥取砂丘エリア(東部):鳥取砂丘・砂の美術館・コナン空港
- 大山・境港エリア(西部):大山・水木しげるロード・植田正治写真美術館
- 倉吉・三朝エリア(中部):倉吉白壁土蔵群・三朝温泉・投入堂
- 穴場エリア:浦富海岸・白兎神社・智頭宿・若桜鉄道
レンタカーがあると自由度が格段に上がります。砂丘〜境港の移動は車で約1時間半程度です。
鳥取砂丘エリア
日本が誇る唯一の大砂丘を中心に、砂をテーマにした世界的アートスポットが隣接しています。
ルートA:砂丘・砂アートコース 🏜️(非日常体験・絶景派に)
鳥取砂丘 → 砂の美術館 → 砂丘パラグライダー → 砂丘ラクダ → 鳥取砂丘コナン空港
鳥取砂丘
東西16km・南北2.4kmにわたって広がる日本最大の砂丘で、国の天然記念物に指定されています。
風が砂の上に描く「風紋」と呼ばれる模様は時間ごとに変わり、同じ景色が二度と存在しない自然のアート。馬の背と呼ばれる砂丘の尾根からの眺望は、目の前に日本海が広がる圧巻の絶景です。砂丘の中で迷子になるような広さと開放感は、実際に来てみて初めて実感できます。
日の出・日の入り・雪の降った翌朝など、時間帯や天候によって砂丘の表情は大きく変わります。ひとつの旅行でも朝と夕方に2度訪れる価値があります。
- 所要時間: 約1〜2時間(馬の背往復)
- 料金: 無料(砂丘内のアクティビティは別途)
- 季節のポイント: 冬に雪が積もった砂丘は幻想的。夏は砂が熱くなるためサンダル必須
砂の美術館
鳥取砂丘の砂を使って制作された巨大な砂像(サンドアート)を展示する世界初の屋外型砂像美術館。毎年テーマが変わり、エジプト・ギリシャ・イギリスなど各国・地域の文化をモチーフにした砂像が入れ替わります。
砂のみでできているとは思えない精密な彫刻は、近くで見ると鳥肌が立つほどのクオリティ。照明に照らされた夜間展示も幻想的で、昼とは全く異なる表情を見せます。
- 所要時間: 約1〜1.5時間 / 料金: 大人700円
- シーズン: 毎年4月頃〜翌年1月頃まで(冬季閉幕あり、要確認)
砂丘パラグライダー
鳥取砂丘の傾斜を利用したタンデムパラグライダー体験。インストラクターと2人乗りで砂丘の上空を滑空し、日本海と砂丘の絶景を上から俯瞰できます。
砂丘にしか存在しないこのロケーションは、他では真似できないパラグライダー体験。砂丘から着地する感覚も独特で、パラグライダー未経験者でも安心して参加できるタンデム形式です。
- 体験時間: 約30〜60分(フライト時間は5〜10分程度)
- 料金: タンデムフライト 5,000〜7,000円程度
- 予約: 事前予約推奨(当日空きがあれば参加可能)
砂丘ラクダ
砂丘の中でラクダに乗れるというユニークな体験スポット。砂漠のラクダが日本の砂丘にいるという不思議な光景は、それだけでフォトジェニックです。
ラクダの背中から見る砂丘と日本海の景色は格別。子どもはもちろん、大人でも童心に帰れる体験です。乗り場は砂丘センターの近くに設置されています。
- 体験時間: 約5〜10分 / 料金: 大人1,500〜2,000円程度
鳥取砂丘コナン空港
正式名称は鳥取空港ですが、鳥取県北栄町出身の漫画家・青山剛昌の代表作「名探偵コナン」にちなんだ愛称が付いています。空港内にコナンの等身大フィギュアが置かれ、コナンラッピングの飛行機(ANAスターウォーズジェット)も飛ぶことがあります。
北栄町の「青山剛昌ふるさと館」と合わせて訪問するとコナンの世界により深く浸れます。
- 所要時間: 空港内は30分程度
- 青山剛昌ふるさと館: 北栄町(空港から車で約30分)。料金大人700円
大山・境港エリア
西日本最高峰の大山と、妖怪で名高い境港市を中心としたエリア。
ルートB:大山・境港コース ⛰️(山岳・妖怪文化・グルメ好きに)
大山 → 水木しげるロード → 境港水産物直売センター → 植田正治写真美術館 → とっとり花回廊
大山
標高1,729mで、中国地方最高峰かつ「出雲富士」とも呼ばれる美しい山。北壁の切り立った岸壁は「大山北壁」と呼ばれ、その険しさは圧倒的です。夏は登山やキャンプ、冬はスキーと年間を通じてアクティビティが充実しています。
大山の裾野には大山寺や奥院があり、神仏習合の歴史の面からも見どころがあります。大山牧場でとれるジャージー牛乳を使ったソフトクリームやバターは絶品で、麓の大山ナチュラルチーズやヨーグルトはお土産に最適です。
- 登山所要時間: 夏山登山道コースで往復約4〜5時間(山頂まで)
- 料金: 無料(一部施設は有料)
- ビューポイント: 鍵掛峠からの南壁が絶景。秋の紅葉との組み合わせは特に美しい
水木しげるロード
「ゲゲゲの鬼太郎」作者・水木しげるの出身地である境港市の中心商店街。約800mの通りに177体の妖怪ブロンズ像が設置されており、一反もめん・鬼太郎・ねこ娘・目玉おやじなど誰もが知るキャラクターに次々と出会えます。
水木しげる記念館では漫画家・水木しげるの生涯と創作の秘密を深掘りできます。妖怪をテーマにした土産物は種類が豊富で、オリジナル商品をゆっくり選ぶだけで1時間はかかります。
- 所要時間: 約2〜3時間(記念館含む)
- 水木しげる記念館入館料: 大人800円
- 🍽️ 境港の食べ処を食べログで見る
境港水産物直売センター
境漁港に隣接する水産物の直売施設。境漁港はずわい蟹・紅ズワイガニの水揚げ量が日本一を誇り、11月のカニ解禁シーズンになると全国から食通が押し寄せます。
カニだけでなく、のどぐろ・アジ・サバ・アナゴなど日本海の海の幸が豊富に揃います。施設内には食事処もあり、新鮮な魚介を使った定食や丼を手頃な価格で食べられます。
- 所要時間: 約1〜1.5時間
- 名物: ベニズワイガニの姿茹で(時価)、のどぐろ干物
- 🍽️ 境港の海鮮を食べログで見る
植田正治写真美術館
大山を望む弓ヶ浜半島に立つ、写真家・植田正治の作品を展示する美術館。ガラス張りの床に大山が映り込む「逆さ大山」が見られる設計は建築的にも評価が高く、美術館そのものがひとつの作品のような場所です。
植田正治のシュールな砂丘作品や、大山を背景にした独特の写真群は、写真に興味がない人でも引き込まれる力があります。
- 所要時間: 約1〜1.5時間 / 料金: 大人800円(展示替えにより変動)
とっとり花回廊
大山の麓に広がる日本最大級のフラワーパーク。約50万株のフラワードームや、360度花に囲まれた全長1kmのフラワーゾーンは、訪れた誰もが写真を撮りまくる圧倒的なボリュームです。
春のチューリップ、夏のひまわり・バラ、秋のダリア、冬のポインセチアと、四季折々の花が回廊を彩ります。大山を背景にしたフラワーゾーンの景観は他に類を見ない絵画的な美しさです。
- 所要時間: 約2〜3時間 / 料金: 大人1,000円
倉吉・三朝エリア
重要伝統的建造物群保存地区の白壁土蔵群と、秘湯・三朝温泉が中心の鳥取中部エリアです。
ルートC:倉吉・三朝文化と温泉コース 🏘️(歴史・温泉派に)
倉吉白壁土蔵群 → 三朝温泉 → 三徳山三仏寺投入堂 → 関金温泉 → 東郷湖
倉吉白壁土蔵群
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている、江戸〜明治時代の白壁の土蔵と赤瓦が連なる街並み。玉川沿いの石畳と白壁の蔵が折り重なる景色は、かつての商業都市の繁栄を今に伝えています。
伝統的な建物を活用したカフェや工芸品のギャラリーも増え、散策しながらコーヒーを飲んだり器を眺めたりするのが楽しいエリアです。昔ながらの和菓子屋も複数あり、鳥取銘菓を試食しながら歩けます。
- 所要時間: 約2時間(カフェ立ち寄り込み)
- 料金: 無料(各店舗の購入は別途)
- 🍽️ 倉吉のお店を食べログで見る
三朝温泉
三徳川のほとりに広がる山陰有数の温泉地で、ラジウム含有量が世界屈指の高さを誇ることで有名。放射能泉の適量摂取は健康効果があるとされ、「ラジウムホットスプリング」として世界的にも知られています。
川岸に設けられた無料の河原露天風呂「河原風呂」は開放的な混浴の露天風呂(水着着用可)で、誰でも無料で利用できます。周囲に旅館が並ぶ風情ある温泉街の散策も楽しい。
- 日帰り入浴: 各旅館で受け付けあり(500〜1,500円)
- 無料の河原露天風呂: 水着着用可の混浴。早朝から入浴可能
三徳山三仏寺投入堂
標高900mの垂直に近い断崖絶壁の窪みに、奈良時代に役行者が建てたという伝説が残る山岳寺院。その場所に「投げ入れた」という伝説から「投入堂」の名がつきました。
日本一危険な国宝と言われる参道は、木の根や岩を手で掴みながら登る本格的な山道。入山には登山靴着用が必須で、草履やスニーカーでは入山できません。距離は短いながら緊張感と達成感は抜群です。実際に投入堂まで行けなくても、遠望台から見上げる景観だけでも十分インパクトがあります。
- 所要時間: 往復約2〜2.5時間 / 入山料: 大人600円
- 服装: 登山靴必須。スニーカーや草履は入山拒否される
関金温泉
倉吉市から車で約20分の山あいにある、小規模ながら泉質の良さで知られる温泉地。単純アルカリ温泉は肌がすべすべになると評判で、「美人の湯」として地元で愛されています。
混雑した観光地とは無縁の静かな環境で、のんびり湯に浸かりたい人に最適。大山滝(日本の滝百選)への登山の拠点としても利用されます。
- 日帰り入浴: 関金温泉・グリーンスパつるぎ(大人600円)
東郷湖
倉吉市と湯梨浜町にまたがる汽水湖で、周囲14kmの湖岸に温泉地・東郷温泉が点在しています。春は桜が湖岸を染め、夏は花火大会で賑わい、秋は鴨などの渡り鳥が飛来します。
「はわい温泉」と「東郷温泉」の2つの温泉地が湖岸に位置し、湖面に張り出した露天風呂から湖を眺める「浮かぶ温泉」体験が人気。梨・二十世紀梨の産地としても有名で、秋には梨狩り体験もできます。
- 所要時間: 湖岸散策なら1〜2時間
- はわい温泉: 湖上露天風呂が人気の温泉地
穴場スポット
知る人ぞ知る、鳥取の隠れた絶景と文化を楽しめるスポットです。
浦富海岸
岩美郡岩美町に広がる、山陰海岸ジオパークの一部である絶景の海岸線。白い砂浜と透明度の高い青い海が連続し、大小の岩と洞窟が作り出す景観は「山陰の松島」とも呼ばれています。
シーカヤックや遊覧船でしか見られない洞窟や巨岩の絶景は特にすばらしく、夏のシュノーケリングは透明度の高さに驚かされます。
- 所要時間: 約2〜3時間(シーカヤック等含む)
- 遊覧船: 大人1,350円、シーカヤックは各業者により異なる
白兎神社
日本神話「因幡の白兎」の舞台とされる神社で、縁結びの神様として知られています。国道9号線から見える岩礁「沖ノ御前」が、白兎が鰐(サメ)に皮を剥がされた場所とされています。
境内の白い兎の像があちこちに配置されていて、かわいいフォトスポットとして人気を集めています。
- 所要時間: 約30〜45分 / 料金: 無料
智頭宿
古くから山陰と播磨を結ぶ「因幡街道」の宿場町として栄えた集落で、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
江戸時代の商家建築が連なる通りに、現代のアーティストやクリエイターが入居するカフェやショップが自然に混在していて、古くて新しい空気が流れています。
- 所要時間: 約1.5時間
若桜鉄道
若桜〜郡家間の19.2kmを結ぶローカル鉄道で、昭和初期の木造駅舎や蒸気機関車が現役で保存されている希少な路線。国の登録有形文化財に指定された駅舎が複数あり、鉄道ファンだけでなく昭和レトロ好きにも人気です。SL・DLの乗車体験も不定期で実施されています。
- 所要時間: 若桜〜郡家 約40分 / 料金: 全線で560円
はわい温泉
東郷湖の湖面に張り出した施設から、湖の上で温泉に浸かる「浮かぶ温泉」が体験できる全国でも珍しい温泉地。湖面を渡る風を感じながら、湖全体を眺める露天風呂は開放感抜群です。
- 日帰り入浴: 各旅館で受け付けあり(600〜1,500円)
予算目安
| 項目 | 予算 |
|---|---|
| 宿泊(1泊) | 8,000〜25,000円 |
| 食事(2日分) | 4,000〜12,000円 |
| 拝観料・入場料 | 約1,500〜4,000円 |
| 交通費(レンタカー推奨) | 6,000〜12,000円 |
| 体験・アクティビティ | 2,000〜8,000円 |
| 合計 | 約21,500〜61,000円 |
鳥取旅行の計画をもっとラクに
砂丘から妖怪の街まで、どう回るか迷ったらTabily(タビリー)を使ってみてください。
行き先と日数を入れるだけで、移動ルート・グルメ・ホテルを含む旅行プランをAIが提案します。
よくある質問
鳥取砂丘の砂には入っていいですか?
砂丘内は基本的に立入可能で、靴を脱いで砂の上を歩くことができます。ただし、植生が育っているエリア(緑のある場所)への立入は禁止されています。夏の砂は非常に熱くなるため、裸足で歩く場合はサンダルを持参してください。
水木しげるロードはどのくらい時間がかかりますか?
ブロンズ像を写真に収めながら歩くと1時間半〜2時間かかります。水木しげる記念館の見学を合わせると、合計3時間程度見ておくと安心です。妖怪グッズのショッピングも楽しいので、予想以上に時間が過ぎます。
投入堂の参拝は体力的に大変ですか?
距離は短いですが、傾斜が急で岩場を手足で登る場面があり、登山経験の少ない方には大変に感じることがあります。登山靴は必須で、スニーカーや草履では入山できません。高齢者や体力に自信のない方は、遠望台からの観賞だけでも十分迫力があります。
鳥取のカニはいつが旬ですか?
ズワイガニ(松葉ガニ)の漁解禁は毎年11月6日で、3月下旬まで楽しめます。この期間は多くの旅館でカニのフルコースプランが組まれ、宿泊費が上がりますが旬の味は格別です。5〜10月はカニシーズン外ですが、のどぐろ・岩牡蠣など別の旬の魚介が楽しめます。
砂丘はどの季節がおすすめですか?
砂丘は一年中楽しめますが、春と秋が過ごしやすくベストシーズンです。冬に雪が積もった砂丘は非常に幻想的な景色になります。夏は砂が非常に熱くなり(50〜60度に達することも)、早朝か夕方の訪問がおすすめです。
まとめ:鳥取は「スケール感」が別格の県
人口最少の県でありながら、日本唯一の砂丘、日本一危険な国宝(投入堂)、日本一のカニ水揚げ港、妖怪文化の聖地。どれも「日本一」「唯一」というキーワードがつく突出した観光資源です。
この記事で紹介した20スポットは、鳥取の魅力を余すことなく伝えるラインナップです。次の旅行先に鳥取を選んで、スケール感の違う体験をしてください。